トヨタGR GAZOOレーシングがエストニアを制す

トヨタGR GAZOOレーシングがエストニアを制す

世界ラリー選手権のエストニアラウンドは、グラベルが主役となる2つのラウンドのうちの最初のラウンドに過ぎない。実際、このラウンドと8月初めのフィンランドでのラウンドで、ドライバーとチームはアドレナリン満載の2週間を準備している。

チームGRトヨタ・ガズー・レーシングは、ケニアで4台のマシンをトップ4に入れた後、エストニアにやってきた。アフリカラウンドでは、オジェとランデが2位のロバンペラ、ハルトゥネン、そして表彰台に上がったエヴァンスとマーティンを抑えて優勝した。4位には勝田とジョンソンが入った。

一方、バルト三国のエストニアでは、カッレ・ロバンペラがエストニア・ラリーで3連勝を飾った。2022年の世界チャンピオンとコ・ドライバーは、今回もライバルが少ないステージを制し、後続に52秒以上のリードを築いて優勝した。トヨタGR YARIS Rally1 HYBRID #69は、土曜日と日曜日の全ステージを制した。金曜日のスペシャルステージ#6から始まったエスカレートは、16ステージ連続優勝につながった。ライバルたちは、エストニアのジャンプやカーブを飛ぶように駆け抜けるフィンランド人のスピードに屈するしかなかった。

チームメイトはペースを維持しようとしたが、日が経つにつれて少しずつロバンペラのペースが上がり、他の2クルーは徐々に遅れをとっていった。33号車は、木曜日のシェイクダウンでエバンスとマーティンがリードし、好調なスタートを切った。金曜日以降、スペシャルステージが進むにつれ、イギリス人デュオはトップから数秒ずつ遅れ、順位を落としていった。最終的にはチームメイトから1分以上の遅れをとって4位でフィニッシュしたが、表彰台には遠く及ばなかった。

勝田とジョンソンは、エストニアのコースで適切なバランスとフィーリングを見つけることができず、難しいラウンドとなった。18号車のふたりは、ロバンペラから3分以上の遅れをとってランキング7位に終わった。

カレは世界選手権ランキングでエバンスに55ポイントの差をつけ、ネビルとヒュンダイにわずか3ポイント差で2位につけている。

 

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